「おちゃのじかんにきたとら」「たまごってふしぎ」「ダンスのすきなワニ」魅力的なイラストと話に心が癒される海外の絵本

絵本はパラパラとみているだけで癒される気がしますよね。

日本とはまた違った感性で描かれた外国の絵本をご紹介します。

子どもと一緒に、または大人一人でお茶でも飲みながらパラパラとめくってみてはどうでしょうか

おちゃのじかんにきたとら

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ジュディス カー

訳 晴海 耕平

外国では大切にされている家庭でのお茶の時間。

母と娘のいつものお茶の時間に家を訪ねてきたのは・・・なんとはらぺこのトラ。

ぺろんぺろんとおうちにある食べ物をたいらげていくトラと、トラの横の女の子のやさしい表情が印象的な絵本です。

帰ってきたパパがすっかり空っぽになってしまった家を見てからの優しい対応もとっても素敵で、女の子がトラが今度来た時のためにトラのえさ(!)をかってあげたり、今日は家族で外食に行こうかと出かけたくなる絵本です。

*日本語版は絶版中のようです。

たまごってふしぎ

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アリス&マーティン プロベンセン

訳 こみや ゆう

ここに ちいさな すが ひとつ

なかには ちいさな たまごがふたつ

なんの たまご?

だれの たまご?

たまごってふしぎ

こどもたちが「これもたまご?」といろんな卵をみつけては、いろんな動物のたまごのことを知っていくという内容です。

わが子への教育の一環としても良い絵本で、さかなのたまご、かえるのたまご、だちょうのたまご、最後には恐竜の卵・・・そのまま理科系の教育番組でありそうなシチュエーションがつづきます。

いろんなたまごに興味深い表情をうかべる、丸くて赤いほっぺのこどもたちがとても可愛くほほえましい絵本です。

*日本語版は絶版中のようです。

ダンスのすきなワニ

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リチャード・ウェアリング ホリー・スウェイン

訳 まえざわ あきえ

おじさんからもらった卵から孵ったのはワニ!アルベルトと名前をつけられた子ワニはタンゴがだいすき!でもふとした拍子に下水にながされてしまって大冒険。いろんな人がワニをみては警察に通報して大パニックに・・・

という楽しい絵本です。

ダンスの好きなアルベルト1っぴきが下水を迷いにまよって人々が通報するうちに、1000匹のワニがいることになってしまって、「ワニ退治専門家」なんて出てきて・・・素敵な絵と軽快なリズムの文章で楽しませてくれます。

女の子とワニの子どものダンスの絵も可愛いですし、大パニックになっている町の様子でもクスリと笑えるいやされる絵です。